猫を飼い始めてしばらくすると「2匹目が欲しいな」と思うようになる方も多いと思います。
現に私も、モーちゃんがひとりで寂しいだろうから「2匹目を迎えたいな」と考えるようになりました。
そこで問題になるのが「どこから猫ちゃんを迎えるのか?」ということです。
この記事では猫ちゃんの入手方法について書いています。
この記事を読む事で自分に合った猫ちゃんの入手方法を見つけることが出来るでしょう。
目次
猫の入手方法
猫ちゃんの入手方法は大きく分けて次の8つの方法があります。この中から自分に合った方法を見つけて猫ちゃんを迎えて下さい。
猫の入手方法
①拾う(野良猫を保護する)
②知人から譲り受ける
③保健所・動物愛護センターから譲渡を受ける
④動物愛護団体から譲渡を受ける
⑤里親募集サイトから譲り受ける
⑥ペットショップで購入する
⑦ブリーダーから購入する
⑧保護猫カフェから迎える
①拾う(野良猫を保護する)
偶然に頼る方法なので、自分が猫を欲しいタイミングでめぐり逢える可能性は極めて低いです。また、ある程度成長した野良猫を捕獲するのは至難の業です。
うちにも野良猫出身が5匹いますが、どの子も保護するのにかなり苦労しました。
たとえ保護できたとしても健康状態が悪い場合が多く、動物病院に何度も通う事になる可能性が高いです。(思った以上に初期費用がかかる場合がある)
②知人から譲り受ける
単に知人から譲り受けるだけでなく、最近はSNSの発達で以前より知人や知人の友人の里親募集の発信に触れる機会が増えてきました。
猫好きな知人が多いなら、いちばん確実で現実味のある方法だと思います。
③保健所・動物愛護センターから譲渡を受ける
保健所や動物愛護センターから猫を迎えるにはいくつか条件がある場合がほとんどです。(年齢や家族の同意、ペット可の住宅かどうか等)
この条件をクリアした上で、自治体が行う面接・事前講習会の参加などが必要になります。
その後、やっと譲渡会に参加する事が出来ます。譲渡には費用(手数料)が掛かる自治体もあります。
※詳細は自治体によって異なります。
④動物愛護団体から譲渡を受ける
まずは愛護団体が提示している「譲渡する為の条件」をクリアする必要があります。(ペット可の住宅か、留守にする時間、年齢等)
それをクリアし初めて面会となります。団体によっては身分証の確認、飼育環境の確認などを行う事もあります。譲渡には費用が掛かる場合が多いです。
⑤里親募集サイトから譲り受ける
里親募集サイトから里親に応募して里親になる事が出来ます。里親募集しているのが個人か愛護団体なのかによって条件の厳しさに違いがあります。
愛護団体の場合は④と同じような条件になり、個人の場合は厳しい条件が付けられていない場合もあります。
譲渡には費用が掛かる場合があります。
【主な里親募集サイトは次の4つ】
1.ペットのおうち
2.いつでも里親募集中
3.OMUSUBI
4.ジモティ―
⑥ペットショップで購入する
純血種の猫ちゃんが欲しい場合は、ペットショップかブリーダーという選択肢になるでしょう。直接見て触って選べるのがメリットです。
意外に病気に感染している場合もあります。うちのショップ出身の子も真菌に感染していました。
⑦ブリーダーから購入する
飼いたい純血種が決まってるのであれば、ペットショップよりも少し安価で購入出来るブリーダーがおすすめです。
特定の猫種の特徴に詳しく専門的な知識が豊富な為、育て方の細かいアドバイスを受けることが出来るでしょう。
ブリーダー育ちの猫は集団で飼育されてる事が多いので、社会性が身についている可能性が高いです。
⑧保護猫カフェから迎える
保護猫カフェから猫ちゃんを迎えるメリットは、何といっても何度も会って相性を確認出来る事です。譲渡希望を提出し審査に通れば猫ちゃんを迎えることが出来ます。
ほとんどの場合トライアル期間を経て正式譲渡になります。譲渡費用が掛かります。
猫の入手方法まとめ
私は今まで9匹の猫を家に迎え入れてきました。
【我が家の入手方法】
①拾う5匹
②知人から譲り受ける1匹
⑤里親募集サイトから2匹
⑥ペットショップで購入1匹
我が家はこんな感じです。
私がおすすめする猫の入手方法
私のおすすめは保護猫を飼う事です。自分で保護したり知人が保護した子を譲り受けるのがベストです。
しかし、そういう出会いが無い場合は里親に応募するのがいいと思います。
里親募集サイトで個人で募集されている方に応募するのが条件が厳しすぎないのでおすすめです。
なぜ猫の里親条件が厳しいのか?
ペットショップでは自分で猫を選んで購入するのですが、保護猫の場合は保護主に審査されて選ばれる立場になります。
猫の里親になる条件は、なぜこんなに厳しいのでしょうか?
一つには里親詐欺や虐待行為をする人がいるという現実です。
もうひとつは家族から見捨てられた事のある猫に、二度と同じ思いをさせたくないという保護主の思いがあります。
特に愛護団体の譲渡条件は厳しくされていることが多いようです。自分の努力でクリア出来る条件なら条件に適う人間になればよいですが、年齢等どうする事も出来ない条件の為に里親になれない事もあります。
その場合は、ペットショップやブリーダーから購入する選択肢も私は有りだと思います。
愛護団体が譲渡条件を厳しくしている理由も理解できます。でも保護猫を迎えたいのに条件が厳しすぎて諦めている人が多くいるのも現実です。
そして「愛護団体の譲渡条件が厳しすぎる」「愛護団体はおかしい」といった論調になっていく。
どちらも猫ちゃんを幸せにしたいという気持ちは同じなのに、どうして愛護団体と保護猫を飼いたい人がいがみ合わなければいけないのでしょうか?
愛護団体が提示する条件をクリア出来ない人は、猫ちゃんを不幸にする可能性が高いからという理由で条件を作っていると思います。条件をすべて完璧にクリアした人でも猫ちゃんを不幸にする人はいます。
逆に条件を全然クリア出来ていない人でも、猫ちゃんを愛して幸せにしてくれる人はたくさんいると思います。今後、何が起きるかなんて誰もわかりません。ただ可能性が高いか低いかって話です。
本当に見るべきことは「この人が条件をクリアしてる人か?」って事じゃなく、「この人がどんな人間なのか」「猫ちゃんの事をどれだけ思ってくれているか」って事じゃないでしょうか。
今後は愛護団体が条件だけじゃなくて、その人自身やその人の思いを感じて里親を選んでくれるようになることを私は願っています。
だってみんな猫ちゃんが大好きで、猫ちゃんを幸せにしたいという気持ちは同じなんだから。