モーちゃんがうちに来てからずっと思っていたことがあります。それは私たちの留守中に「モーちゃんがひとりで寂しくないかな?」って事です。
夫婦共働きの我が家は1日に9~12時間家を空けます。その間ひとりで過ごすモーちゃんが寂しくないように「もう一匹欲しいな」と考えるようになりました。
おそらく多くの方が私達と同じように考えて、2匹目の猫ちゃんが欲しくなるのではないでしょうか。
マルちゃんとの出会いstory
「よし!!モーの兄弟を迎えるぞ!」とは決めたけど、どこから猫ちゃんを迎えるのか何も考えていませんでした。
その当時の私の知識ではペットショップで買うか、里親に応募するくらいしかありませんでした。
とりあえず里親募集サイトを調べてみる事にしました。いくつかありましたが、熊本県の里親募集が多かったペットのおうちというサイトで探してみる事にしました。
そこですぐに目に留まったのが、2ヶ月位のハチワレの男の子でした。
保護した方は犬を飼われていて、お子さんがアレルギーで猫を飼うことが出来ないので里親を募集されたようです。
幸い募集されている方と私の家が近く、とても可愛い子だったので応募してみる事にしました。
話しはスムーズに進み、後日うちまで連れて来てもらうことになりました。
初めて会ったその子は小さくてとても可愛く人にも慣れていて、うちに馴染むか心配することはなさそうでした。
猫を頂いた方から猫のベットやタオル・フードまでいただき本当に感謝しています。
保護主さんはこの猫ちゃんの今後の状況報告について言及されなかったのでその後、連絡や報告をする事はありませんでした。
しかし本当は成長の写真をLINE等で報告するべきだったと少し後悔しています。
その子の名前は小さくて丸っこいので「マル」と命名しました。
これで私たちがいない時間も「モーちゃんは寂しくないだろう」と思っていたのですがそう簡単にはいきませんでした。
モーとマルの初対面
マルを迎えたその日にまずやった事はモーとの顔合わせでした。
これから仲良くふたりでお留守番して欲しいので、早く会わせてどんな感じか確認したかったのです。
モーはマルに興味を持って歩み寄って行ったのですが、マルはモーを見るなり「シャー」「シャー」とすごい威嚇をしたのです。
すぐに仲良くとは思っていませんでしたが、ここまでの威嚇をするとは思っていませんでした。
しかもマルの「シャー」という威嚇に怒ったのかモーまで威嚇し始め、最後は「シャーシャー」と威嚇合戦になり収拾がつかない状態になりました。
まあすぐに上手くいくだろうと安易に思ってた私が愚かでした。
今、考えれば家に来たその日に会わせる事自体があり得ないですよね。
知識が無いって怖いですね。
留守中に喧嘩になったら大変なのでしばらくは別々の部屋で生活させることにしました。
結局、モーとマルがある程度仲良くなるのに約3カ月かかりました。
多頭飼いは想像以上に大変な事だと実感した私は、知識不足解消の為にたくさん勉強することになりました。
2匹目を迎える時に上手くいく組み合わせや、初めて会わせるまでの準備など多頭飼いをする上で知っておくべきことはたくさんあります。
それについては別の記事で紹介したいと思います。
私の会わせ方が悪かったのもありますが、ただ単にこのふたりの相性が悪かったのが上手くいかなかった原因なのかもしれません。
あれから約5年経った現在のモーとマルはいつも喧嘩ばかりです。
マルの後に7匹の子を迎えることになるのですが、こんなに苦労したことは一度もありません。
結局、新入り猫の性格と先住猫との相性が一番大事なんです!!
でもそれは会わせてみないとわからないですけどね!!